Fitbitが血中酸素濃度の測定をサポートすると、複数の報道が伝えています。Fitbit Versa、Ionic、Cherge 3などのデバイスでこの新機能を見たユーザーがいると報告されています。

血中酸素濃度の測定は、喘息や心臓病、睡眠時無呼吸症候群などを検知、モニタリングするのに適しています。近年リリースされたFitbitのデバイスには、血中酸素濃度を測定するためのハードウェアは付属していたのですが、いくつかの理由からこの機能は実装されていませんでした。

誰がこの機能を有効にできているのか、そして誰を対象に機能をロールアウトしているのかは不明ですが、同社はこの機能をロールアウト中であると認めています。同社によると、表示される数値は相対的な数値ではありませんが、健康であれば数値の大きな変動は見られないだろうとのことです。

Appleも、Apple Watchが備えている心拍数計測や心電図モニター機能を診断ツールにするべきではないとしており、Fitbitの機能もそのように捉えるべきでしょう。その代わり、出てきた数値を見て気になったら専門の医者にかかるのがおすすめです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら