Appleは自分たちで何でもやるのが好きな企業です。iPhoneが良い例で、ソフトウェアがApple製というだけでなく、筐体内の部品もAppleがデザインしています。こうした背景があることから、AppleがBroadcomのワイヤレスチップ事業を買収することに興味を示しているとみられています。

The Wall Streat Journalによると、Broadcomはワイヤレスチップ事業の売却について検討しています。その報道の中で売却先については触れられていませんでしたが、多くの人はAppleが有力候補だとみているようです。

Broadcomはすでにスマートフォン向けのワイヤレスチップを多く供給しています。Appleに対しても長く供給していることから、Appleが買収を検討するのは不思議ではありません。

この買収が実現すれば、AppleがiPhoneをカスタマイズしやすくなることは間違いないでしょう。Appleによる製品の制御もよりできるようになります。

Appleは今年の初めにも、Intelのモデム事業を買収しているため、これと併せてチップ開発が加速するのかもしれません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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