先週、iPhone向け音楽アプリが話題になりました。Rewoundと名付けられたこのアプリは、ダウンロード後にスキンを追加するとiPod Classic風のスクロールホイールを使うことができます。サードパーティーが製品画像を使うことに関してAppleが神経を尖らせてることを考えれば、このアプリが許可されたことさえ驚きでした。

このため、アプリがApp Storeから削除されたことを知っても驚きではありません。アプリ開発者は、Mediumへの投稿の中で、除外された要因がiPod Classicのスキンによるものであることを認めました。投稿によると、「RewoundはAppleの商標を侵害しないように特別に設計されており、そのようなことはしていません。Rewoundにはさまざまな使い方があります。ユーザーがクリックホイールスキンを共有•使用するようになって初めて、アプリは禁止された」としています。

開発者の名誉のために言っておくと、RewoundはデフォルトでiPod Classicのデザインを使っておりません。アプリをインストールした後にスキンをダウンロードすることで初めて適用されます。とはいえ、AppStoreに復活できるよう問題の機能を削除するアップデートは予定していないのでしょうか。開発者によると、17万人のユーザーのためにアプリの機能を壊すことはしないと主張しています。

また、アプリに代わるバージョンとして、ウェブアプリを提供する予定だそうです。今はそのための寄付をGofundmeで集めており、投資する価値のあるアプリだと思ったのであれば、寄付してみるのも良いでしょう。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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