最近はデュアルSIMのスマートフォンを見かけることも多くなり、中にはデュアルLTEをサポートするものも出てくるようになりました。MediaTekは、新しいDimensity 5G SoCを出すことで、2020年にデュアル5G端末が出てくると見ているようです。

同社によると、Dimensity 1000が両方のSIMで5Gをサポートできる最初のSoCになるとのこと。このチップでは、5Gネットワークの2.5GHzとサブ6GHzを利用することで下りは最大4.7Gbps、上りは最大2.5Gbpsの速度で通信できるとしています。

同社はどの端末がこのチップを搭載するのかについては言及していません。5Gの市場では、トップを走るのはQualcommであってMediaTekはそれほどの位置ではないことは留意していた方がいいでしょう。

現在のフラグシップスマホに搭載されるチップのほとんどはQualcomm製なので、サムスンやファーウェイ、OnePlus、LG、Googleなどのフラグシップ端末でMediaTek製のチップは搭載されないのではないでしょうか。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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