AppleのiPhoneに搭載されるRAMに関して、同社がこのパーツに対して積極的に取り組んだことはありません。これは、AppleがiPhoneのハードウェアとソフトウェアの両方を開発しているためであり、iPhoneが4GバイトのRAMしか搭載していないとしても、残りのハードウェアとソフトウェアはそれに合わせて最適化されており、メモリについてはあまり容量を必要としないとみられてきました。

とはいえ、RAMの増加は必ずしも悪いことではなく、特にマルチタスキングのアプリからすればメリットでしかありません。そして2020年には、AppleのiPhoneは6GBのRAMを搭載するという予想が出てきました。Barclaysのアナリストによると、iPhone 12 ProとiPhone12 Pro Maxはそれぞれ6GBのRAMを搭載し、Appleの現行iPhoneに搭載されている4GBのRAMを上回るようです。

普及価格帯となるiPhone 12に関しては、アナリストらはAppleが4GバイトのRAMを使い続けると考えており、これはエントリーレベルのiPhoneとして理にかなっています。RAMを少なくすることで、より手頃な価格になるわけですから。

この時期のレポートですから話半分に捉えておく方がいいかもしれませんが、ともあれサクサクとアプリが動いてくれればそれに越したことはありませんよね。なおAppleは、2020年前半にiPhone SE2を発売するとみられています

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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