現在、Siri、Googleアシスタント、Alexa、Cortana、Bixbyといった音声アシスタントが市場にありますが、そんな中でSonosは音声アシスタントの何か一部を自社で開発することを考えているのでしょうか? Verietyの報道によると、Sonosは音声アシスタントスタートアップのSnipsという企業を3750万ドルで買収したということです。

この買収によりSonosがどんなことを計画しているのかは不明ですが、少なくとも独自の音声アシスタントを作るということではなさそうです。Sonos CEOのPatrick Spence氏は、「われわれは何かアシスタントを作るわけではない。これはお客さまに提供したい一つのオプションだ。選択の自由というのが、われわれの伝えたいメッセージだ」と話しています。

同社の買収は、音楽関連のタスクに使用されるようですが、その詳細は現在よく分かっていません。

しかし、競合に対してSnipsがアドバンテージを持っているとしたら、それはプロセッシングをホストデバイス内で完了できるという技術です。ネットワークを必要としないことから、よりプライベートで高速な処理が見込めます。

Sonosはすでに自社のスピーカーにGoogleアシスタントやAlexaといった音声アシスタントを搭載しており、将来的に買収した技術を活用した音声アシスタント搭載スピーカーが出てきても不思議ではありません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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