できれば避けたいスマホの画面割れ。つい手が滑って悲しい思いをした経験があるという人は、たくさんいるでしょう。落下に備えてケースを装着したり、保護フィルムを貼っていたりと対策を万全にしていても、当たりどころが悪ければ、画面は割れるもの……。
そのたびに、「2度と絶対一生スマホ落としません!」と心に誓うわけですが、気付けばまた落としてまた画面が割れている…。ひょっとすると、画面が割れてない状態で使っていた期間より、割れた状態で使っている期間の方が長いんじゃないかとすら思います。いや、間違いなく長いな、自分は。堂々巡りですが、その理由はずばり、“落とす”からなんですよね。でも毎日使うものだから、落とすこともありますよ、そりゃ。そこはもう開き直りたい。そう、そう考えていくと、画面割れを防ぐ1番賢い方法は、 “初めから頑丈なスマホを使うこと”なのかもしれないと思うわけです。
そこでオススメしたいのが、富士通コネクテッドテクノロジーズの“割れにくいスマホ”こと「arrows Be3 F-02L(アローズ ビースリー)」です。オフィシャルサイト(https://www.nttdocomo.co.jp/product/f02l/)によれば、「高さ1.5mから26方向でコンクリートに落下させて画面が割れないことを確認する試験をクリア」しているのだとか。
1.5mという数字がどこからきているのかというと、日本人男性の平均身長から計算した平均的な耳の高さなのだそうです。もちろん、この数値は暫定条件であり、すべての衝撃に対して保証するものではありませんが、とにかく頑丈そうなことは伝わってきます。しかし、これまで何台ものスマホで画面を割ってきた自分としては、疑心暗鬼に。いや、こんなコンクリートに直接落ちたら、しかも斜めから落ちたら割れるでしょ。この状態もうトラウマですよ。落ちる瞬間、ストップモーションで「あああぁぁぁああ!!」となるこの状態を何度見てきたか…。
この不安を払拭してくれるのか。今回は「arrows Be3」をお借りして、落下実験を編集部なりに行ってみることにしました。
実際に割れやすいシチュエーションで検証
まずは「お手並み拝見」です。過去に自分がスマホ画面を割ったシチュエーションにて、「arrows Be3」の頑丈さを検証してみることにしました。
1つめの検証は、「胸ポケットからポロリした場合」です。スーツやシャツの胸ポケットにスマホを入れている方、良くいますよね。自分もその1人です。サッと取り出せて便利ですが、床に落ちたものを拾うなど前かがみになったときには、スマホが落ちてしまうことも。以前、とある案件でミスをして、先輩に「すいませんでした!」と勢いよく頭を下げたら、そのまま胸ポケットからスマホが落下して画面にヒビが入ったということもありましたね…。
では、上記動画をご覧ください。実際に「arrows Be3」を胸ポケットに入れて落としてみました。画面側からダイレクトに床へ向かっていきましたが、「arrows Be3」は割れていません。落下位置はやや高く勢いもありましたが、これくらいなら楽勝みたいです。
2つめの検証は、「ソファーに放り投げるも弾みで床に落下した場合」です。購入したばかりのころは、画面に付いた指紋をすぐ拭いたり、テーブルの上にそっと載せたりと大切に扱うものですが、使っていくうちにだんだんと雑な扱いになること、ありますよね。隣に座っているT先輩は、実際にスマホをソファーへ放り投げたら、跳ね返ってきて鉄製のテーブルにぶつかり、画面を割ったことがあるのだそうです。考えるだけでも、恐ろしい。
そもそもスマホを放り投げなければいいだけの話なのですが、それでも投げたくなるのが人情というもの(?)。これも「arrows Be3」でシミュレーションしてみました。動画をご覧ください。カーペットを敷いているものの、生地が薄手なためか、落下時にイヤな音がしましたね。ぞくっとします。しかし、ご安心を。「arrows Be3」は割れるどころか、傷1つ付いていません。
3つめの検証は、「手から滑って地面に落下した場合」です。これは誰にでもよくある経験でしょう。特に屋外などで立ってスマホを使っているときは、落下位置も高く、地面も硬いため、より画面割れのリスクが高そうです。
これも「arrows Be3」で試してみます。検証場所は屋外です。フローリングより地面は硬く、さらに落下位置は高さ1mほど。上記2つの検証と異なり、画面が割れる確率はグッと上がりました。意図的に落とすのは心苦しいですが、「えいっ」と手を離してみます。「arrows Be3」は画面を下に向けて落下。なんだかイヤな気配が…。
おそるおそる確認してみると、画面はノーダメージでした。無事に起動もしました。ちょっとやそっとじゃ画面割れしない「arrows Be3」。頼りがいがありますね。
高さ1.5mへの落下実験を決行!!
ここまでで、そうとう頑丈なことが分かりました。となれば、さらなる高みを目指したくなるもの。公式サイトの情報と同じ「高さ1.5mからの落下検証」にチャレンジしてみます。大丈夫だと言ってますからね、公式が。「高さ1.5mから26方向でコンクリートに落下させて画面が割れないことを確認する試験をクリアした」と言ってますからね、公式発表で。信じられないけども信じたい。というわけで、意を決して試してみます。
舗装された道路でうっかり手を滑らせた場面を想定して、1.5mの高さからアスファルトめがけて「arrows Be3」を落としてみることに。脚立やメジャーを用意して、きちんと高さ1.5mの位置にスマホをセッティングします。しかし、こうして写真を見ると、かなりの高さを感じますね。
胸の高さからスマホを落とした検証とでは、比べ物にならないくらい勇気がいりましたが、思い切ってスマホを落としてみました。“バンッ”と画面をアスファルトに激しく打ち付けた音が響きます。果たして結果は……。
落下位置まで行ってみると、なんと画面は無事! ひび割れはもちろん、画面に傷もないようです。さすがに、これには驚かされました。すごい! “割れにくいスマホ”の称号に嘘偽りナシですね。いやー、ドキドキした分、本当に感動しました。
冒頭でも記載したように、高さ1.5mという数字は、日本人男性の平均身長で耳にスマートフォンを当てた高さを想定したもの。でも、身長2m20cmセンチの人も世の中にはいますからね。彼らの代わりに検証しましょう。
先ほどより、脚立は1段上に昇っています。1.5mの写真と比較するとかなり位置が高いこと、お分かりいただけるでしょう。0.5m差と聞けば、そこまで大差ないように思えますが、実際にセッティングすると、かなりの高さ。さすがにちょっと恐怖心が出てきました。でも…、いける。ここまでタフな「arrows Be3」ならきっと大丈夫! 意を決して手を放してもらうと…。
はい、割れました。割れてしまいました…。やはり位置が高すぎたのか、落下時に“パキっと”いう音が聞こえ、「arrows Be3」は無残な姿に。
無茶させてごめんよ、「arrows Be3」。公式発表通り、1.5メートルでやめておけばよかった…。無理なことだって…あるよね…。これにて編集部による落下チャレンジは終了です。
最後はこのような結果になりましたが、これはつまり、「公式発表嘘つかない」という結果だったとも言えますね。つまり、普通の身長の人が、普段使いしている分には、誤って落としても割れることは少ない。“割れにくいスマホ”だと証明されたと思います。そう、“割れないスマホ”ではないのです。紙ヒコーキよろしく、頭上に空高く放り投げて地面に落下すれば、まぁ割れます。そんな無茶な使い方したら、“割れにくいスマホ”でも割れる。あくまで、大切に大事に使いながら、それでも訪れる“うっかり”から画面を守ってくれるのが「arrows Be3」なのです。
…というか、普通に使えば割れる心配はまずないだろうなというのが編集部の実感。これまで、数々のスマホで画面を割ってきたというあなた。機種変更をお考えなら、「arrows Be3」で、画面割れライフとさよならしてみてはいかがでしょうか。