スマホは世代を経るごとに、カメラ性能を伸ばしてきました。しかし、それはプロ向けのカメラを上回るほどでしょうか? 写真家のMatti Haapoja氏はこれを検証するべく、iPhone 11 Proと、約80万円のキヤノンEOS-1D X Mark IIを比較する動画を公開しました。

多くの点で、一見しただけでは2機種の違いが分からないという人も多いのではないでしょうか。しかし、よく注意して見れば違いは明らかです。なぜなら、スマートフォンは一眼レフに比べて小さなセンサー、小さなレンズしか搭載していないために、ボケの描写がソフトウェアによるものだからです。

結果として、ボケと被写体の輪郭や、ボケ具合などに違いが現れていますが、それでもiPhone 11 Proも無難な絵作りをしています。価格差を考えれば、iPhone 11 Proも十分に印象的な写真が撮れるといっていいのではないでしょうか。

スマホのカメラが優秀になったからといって今までのカメラを売り払ってしまうような写真家はまだいないでしょうが、スマホの進化には驚かされるものです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら