長い間、X-Pro3に関するウワサを聞いていましたが、ついに正式に発表されました。これはX-Proシリーズ3番目のモデルで、前モデルと比較して大幅に変更されており、特にデザインに関しては論争の的になっています。
一番の変更は、回転液晶の内側に液晶が隠されており、フリップしない限り液晶を見ることができない点にあります。その時は、ビューファインダーを使うことになります。ここが論争のポイントになりそうで、フレーミングや構図決めでは、ビューファインダーと同じように液晶も重要です。富士フイルムによると、気が散るのを防ぎ、フォトグラファーが撮影に集中できるようにするためとしています。
ある意味、理解できることでもあります。多くのプロフェッショナルは、Chimping(撮影後すぐに液晶で写真を確認することの俗称)に陥ることを知っています。そのため、X−Pro3はChimpingできないことが重要と知るフォトグラファーたちを狙ったものと言えます。他の性能については、約2610万画素のX-Trans4センサー、クアッドコア化した映像エンジンX Processor 4を搭載してますが、とれもX-T3にも積まれているものです。
さらに、EVFも進化しており、369万ドット、200Hzの高速リフレッシュレートに対応しています。新しいHDRモードなどAI機能も搭載しています。動画撮影は完璧にビデオグラファーを狙ったものではなく、4K30fpsに対応するにとどまります。X-Pro3は1800ドルで2019年秋の発売を予定しています。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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