アメリカでこのほど、iPhoneユーザー向けにApple Cardの提供が始まりました。利用したい人は審査を通過する必要があるとのこと。

Apple Cardは今年3月に発表されていましたが、アイデアの基をたどれば、スティーブ・ジョブズ氏がまだ存命のときに発案されたものでした。それから年月がたち、ゴールドマン・サックスがバックエンドに入ることでついに実現されたということです。

Apple Cardの特徴の一つは、デザインが極めてシンプルで、所有者の名前しか彫られていないということ。カード番号もないことから、仮にカードを見られても不正利用は難しいでしょう。このカードは、Apple Payにまだ対応していないけれどクレジットカードは利用できる、というような店舗で利用されることを想定しています。

現在、Apple Cardを利用可能なのはアメリカ国内に限られますが、ゴールドマン・サックスはより広い展開に関心があることを以前示唆していました。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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