Microsoft Excelはスプレッドシートを作成するための優れたツールで、予算の管理や、連絡先リストなどに使用できます。しかし、Microsoftは、リアルタイムの株価データをExcelに取り込むためにNasdaqやRefinitivと提携し、Excelを単なる生産性向上ツール以上のものにすることを望んでいるようです。

マイクロソフトによると、「エクセルの株式は、現在、投資信託や株式のような他の利用可能なデータに加えて、ビットコイン、債券、国際通貨、長期の価格情報および業界や会社の説明のような会社に関する情報を含むように財務データを引っ張ってくることが可能です。ナスダックコンポジット、ダウジョーンズ工業株価平均、S&P 500などの指数も確認できます」とのこと。

つまり、ユーザーはスプレッドシートにリアルタイムのデータを挿入できるので、投資ポートフォリオを追跡するためにExcelを使用している場合は、リアルタイムのデータを簡単に、より正確に追跡できます。Microsoftは、ユーザーは株式名を入力して[株式]をクリックすることでデータをすばやく取得できるようになります。

たとえば、MSFTと入力すると、この機能で在庫として認識され、価格、変更などの関連情報をリンクするオプションがユーザーに与えられます。新しい機能はすでに有効になっており、Excelを活用して投資先のチェックを行うような投資家などにはこの機能は有効でしょう。ちなみに、日本語版もすでに一部日本語化され利用できます。ただし、東京証券取引所のデータは引用されず、NASDAQのみ。早く対応してくれると、日本の投資家にとっても喜ばしいのですが。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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