Appleは、iPhoneをワイヤレスで充電できるだけでなく、ワイヤレスで他の機器も充電できる「双方向ワイヤレス充電」を検討しているようです。この機能は、2019年のiPhoneに搭載される可能性があり、以前からの噂を補強する形で、著名なAppleアナリストのMing-Chi Kuoがレポートしています。
この機能は、あまり知られていないものの、HuaweiとSamsungがすでにフラグシップ機で採用、端末も一部発売されています。Kuo氏は、2019年iPhoneが「双方向ワイヤレス充電を搭載した最初のハイエンドスマートフォンではありません」としつつ、この新機能によって「ユーザーが新しいAirPodsを充電し、iPhoneとAirPodsの統合されたユーザーエクスペリエンスをより快適にすることができる」としています。
Appleは、iPhoneやAirPodsなどを同時に充電可能な「AirPowerワイヤレス充電マット」を発売するとしていましたが、先日発売を断念、開発中止を公表しています。これには多くのユーザーが失望していましたが、新しいiPhoneがその代替手段として急速にワイヤレス充電できるということであれば、新たな魅力が生まれることでしょう。Kuo氏はまた、バージョンによっては10-25%程度、従来製品より大きなバッテリーを搭載する可能性があるとしています。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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