一度、スマートフォンで撮影したと称した写真が実は一眼レフで撮影されたものだと判明した過去から、ファーウェイはプロモーション画像により慎重になったと思ったでしょう。しかし、同社は失敗から学ばなかったようです。

ファーウェイは、最新スマホ「P30」のプロモーション画像を公開しましたが、P30のカメラを宣伝するための写真が実際にはP30で撮影されたものではないことをGSMArenaが発見したのです。彼らも、画像検索でファーウェイのプロモーション素材の何枚かがGetty Imagesにあったとは思わなかったでしょう。

これがマーケティング目的のためのものであると理解できますが、ファーウェイのスマホを使用して一眼レベルのボケ味と画質のレベルが手に入るかもしれないと、少し誤解を招く可能性があります。また、一眼レフで撮影した写真をトリミングしてズームインすると、明らかにスマートフォンとは画質が異なります。

これは、プロ仕様のカメラがより大きなセンサーとより優れたレンズを搭載しているため、ほとんどのスマートフォンと比較してよりクリアで鮮明な撮影が可能なためです。そうは言っても、ファーウェイのカメラは品質が高いため、なぜ誤解を招くようなマーケティングを実施する必要を感じたのかは不明です。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら