AppleはiPhoneのモデムをQualcommやIntelといった外部のサプライヤーに頼ってきましたが、自身でのモデム開発に関心を示しているということが長い間報告されています。もじ実現できれば、サプライヤーへの依存を減らし、プロセスでのコストも削減することができます。同社内でいくつかのチーム変更があったというニュースがあり、これはiPhone向けの5Gモデム開発を同社が目指すためのもののようです。
ロイターは、Appleがサプライチェーン部門から、インハウスハードウェア技術グループへモデムチップエンジニアリンググループを移動させたと報道しました。
Appleのハードウェア部門のシニアVPであるJohny Srouji氏は、今年の1月からモデムデザインプロジェクトにアサインされています。同氏は2008年にAppleに入社し、チップデザインの主導や、Aシリーズプロセッサーの開発などを手掛けてきました。ということは、Appleの5G対応iPhoneは自社開発のモデムを搭載するということになるのではないでしょうか。
以前の噂では、AppleはサムスンもしくはMediaTekの5GモデムをiPhoneに採用すると伝えられてきました。よってまだ確かなことはないという状況です。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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