日産の電気自動車「リーフ」はアメリカでも有名なようですが、新たな車種を投入するようです。2017年のモデルチェンジに続き、新バージョン「Leaf e+」を投入します。このモデルは1回の充電で226マイル、日本における発表ではJC08モードで570kmの走行が可能になります。バッテリー容量を大きくした恩恵ではあるものの、従来モデルと比較して40%もの改善を果たすことになります。

ちなみに、2017年にリニューアルされた通常のリーフは40kWhで400km(米国の公称は150マイル)の航続距離、それに対してe+では、62kWhのバッテリーを搭載して570km(米国の公称は226マイル)の航続距離となります。ただ、日産によれば新しいバッテリーは以前のモデルとほぼ同じサイズであり、車高も5mmしか変わらないとしています。

更に嬉しいのが、e+はより大容量のバッテリーを搭載しているにもかかわらず、充電時間は40kWhの通常モデルとほぼ同じとのこと。最高出力も、110kWhから160kWhへと向上しており、停止状態からの加速がより早くなるようです。つまりバッテリー強化は、単に航続距離対策だけでなく、車としての性能を高めることにもつながっているわけです。かなり心強いかも。

日本におけるリーフ e+の販売は1月23日からで、価格は「e+ X」が416万2320円、「e+ G」が472万9320円。その後、春に米国で、2019年半ばまでにヨーロッパでも投入される予定です。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら