香港で行われているQualcomm 4G/5Gサミットで、Samsungでモバイルメモリ担当ヘッドのJay Oh氏が、次世代のUFS 3.0ストレージを来年投入すると明らかにしました。UFS 3.0では、128GBと256GB、512GBの容量が計画されています。
競合ストレージベンダーのMicronは、1TBストレージを搭載したスマートフォンは2021年に登場すると予測しています。そして、これにあわせてスマートフォン向け1TBストレージのモジュールが完成すると言われています。
UFS 3.0世代になるとどうなるのでしょうか?
パフォーマンスは、現在多く利用されているUFS 2.1と比較してメモリ帯域幅が2倍になります。しかしフットプリント(面積)は現在と同じで大きくなりません。2019年には全世界で商用の5Gネットワークが立ち上がり始めますが、これにあわせてスマートフォンもUFS 3.0が必要になると言われています。より早いストレージが、新しいサービスとユーザー体験を可能にするのです。
Samsungが2019年1Qに出荷を予定しているUFS 3.0ですが、同時期に登場する可能性が高いGalaxy S10に搭載するか、現時点で未定です。同社はGalaxy S10の5G対応モデルも検討しているとみられており、そうした特定モデルでUFS 3.0の高機能ぶりをアピールするかもしれませんね。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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