Apple Watch Series 4の目玉機能といえば「心電図」機能。Appleは、専用の医療機器の代替として使用するべきではないと注意喚起していますが、腕に心電図を付けて歩き回れるという事実は、ユーザーの健康状態をより良くトラッキングするのに役立ちます。
しかし、この機能は現状でアメリカでしか使えず、イギリスや他の国々ではいずれ利用可能になる見通しです。9to5Macがイギリスの医薬品・医療製品規制庁(MHRA)に聞いたところ、認証を通過するまで「時間を要する」ようです。
同庁は、「セルフ・モニタリングできる心電図デバイスはクラス2aに分類され、また製造者には人体への適合性評価の通知が求められる。このもっとも一般的なアセスメントは、品質保証の監査によるもの」といいます。これはそれほど難しくないように感じますが、Appleがデバイスの効果について証明する臨床研究を行うよう求められているとしたら、やはり時間がかかってしまうのでしょう。
Appleはおそらく「宿題」は全て終わらせたのではないかとは思いますが、承認プロセスにどれほどの時間が掛かるかは不透明です。Apple Watchを販売している国々が、それぞれ違う法律を持ち、医療機器にそれぞれの要求を持っていることを考えると、いつ心電図機能が全ての国々で使えるようになるのかは予測困難です。
編集部が日本向けに翻訳編集したものです
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