Googleが昨年、Google Assitantにもたらした機能の一つであるGoogle Lensは、写真を分析して何が写っているかを判別する珍しいAIツールです。その使い方のひとつは、スマートフォンのカメラで撮影した対象物をGoogle Lensに理解させることで、より多くの情報を引き出すことができます。
今回、Googleでは画像検索でGoogle Lensをサポートしたようです。画像検索の結果以外で、多くの点でGoogle Lensがすでに行っていることですが、通常の検索を使っているユーザーであれば、Google Lensの技術を使用することで、探している画像の詳細な情報を見つけられるようになります。
「Google LensのAI技術は画像を分析し、その中で関心のあるオブジェクトを検出します。これらのオブジェクトの1つを選択すると、Google Lensに関連イメージが表示されます。その多くは製品ページにリンクしているので、そのまま検索を続行したり、興味のあるアイテムを購入できます」とGoogleは述べています。
ユーザーは画像内のオブジェクトを選択し、Google Lensでそれを識別できます。「モバイル機器のディスプレイ上で指を使い、Google Lensによって事前に選択されていなくても、関連する結果をトリガーに画像の内容を深く把握することができます」とのことです。この変更は数週間の間で適用されるとしており、注目しておく必要があります。