Androidメーカーが一斉にノッチスクリーンを採用していますが、中国の一部メーカーは、フロントカメラを移動させ、スマートフォンでノッチのない前面フルスクリーンが可能だということを世界に示しました。先に出たVivo Nexと同様、Oppo Find Xは93.8%という画面占有率を備えたフルスクリーン・スマートフォンです。ディスプレイには、カメラやノッチがなく、ベゼルのトップまでディスプレイがカバーしています。
Oppo Find Xの最大の特徴は、6.4インチの1080p有機ELディスプレイながら、前面フルスクリーンのため相対的に小さく、片手で簡単に操作できるということです。CPUにはSnapdragon 845チップを搭載し、RAM8GBと256GBのストレージを備えています。OSはAndroid 8.1 Oreoです。
Vivoはセルフィーカメラにポップアップ機能を追加しただけですが、Oppo Find Xはリアとフロントの両方のカメラがポップアップします。リアカメラは16MPと20MPのデュアルカメラで、フロントカメラは25MPとセルフィーを意識した画素数になっています。ポップアップトレイが隠れた状態では、これらのカメラは見えない状態で、スマートフォン内でカメラにアクセスされたときのみ出現します。画面中央上部で内部モーターがトレイを持ち上げることでポップアップしています。
Oppo社は、カメラトレイが0.5秒で開くと主張しています。一方指紋センサーを搭載しないため、生体認証を用いるのであれば顔認証に慣れる必要があります。ロック解除にPINまたはパターンを選択すれば、毎日何十回もトレイを開く必要はありませんが、どのみち、ポップアップ用モーターの耐久性について考える必要があります。
同社は、この端末の価格について明らかにしていませんが、すぐに中国で発売する予定です。中国の他に、ヨーロッパと北米で販売する予定です。
編集部が日本向けに翻訳編集したものです
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