Facebookはこの5月から、Facebook Cameraに3つの新機能を追加すると発表しました。これは、ユーザーが「思い出を作成して保存する」ことを支援するもので、ユーザーのFacebook利用を間接的に促進するものとなりそうです。

新しい3つの機能とは、「クラウドストレージ機能」と「音声投稿」「ストーリー保管機能」です。

例えば、クラウドストレージ機能は、Facebook Cameraアプリを使用して写真や動画を撮影すると、Facebookが用意したクラウドにこれらの撮影データをアップロードすることが可能になります。写真や動画を自分のFacebookアカウントに直接保存することもでき、低容量のスマホを買ってしまったユーザーにとっては、嬉しい機能と言えそうです。

このクラウドストレージ機能では、クラウド上に保存されたすべての写真や動画は、Facebookにへログインした後にのみユーザーに表示されるため、そのデータをFacebook上で公開するかどうかは後から決めることが出来ます。なお、 Facebook社は、このクラウドストレージ機能に容量の制限を設けるかどうか、言及していません。


2点目のFacebook Camera音声投稿機能は、言語が異なる友人であってもコミュニケーションできるように作られました。特定のキーボードをインストールせずとも、その言語を話せるなら音声を送れるようにすることで、Facebookが目指す「人々にコミュニティ構築の力を提供し、世界のつながりを密にする」というミッションを実現するようです。

また、3点目のストーリー保管機能では、Facebookに投稿した「Facebookストーリー」をユーザーが保管できるようになります。既に、Instagramでは提供されている機能ですが、これをFacebookでも可能にすることで、ユーザーの利便性がさらに高まりそうですね。Facebook社は、まずはインドのユーザー向けにこれをロンチし、徐々に世界へと公開範囲を広げるとしています。

編集部が日本向けに翻訳編集したものです

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