スペイン・バルセロナで開催されたモバイル展示会 MWC 2026 において、米モトローラは新しい完全ワイヤレスイヤホン「Moto Buds 2」と「Moto Buds 2 Plus」を発表した。両モデルはオーディオブランドBoseとの協力による音響チューニングを採用し、さらにPantoneによるカラー設計を取り入れるなど、デザインと音質の両面を強化したアクセサリー製品となっている。

上位モデルの Moto Buds 2 Plus は、シリコン製イヤーチップを備えたインイヤー型デザインを採用し、最大 55dBのアクティブノイズキャンセリング(ANC) に対応。周囲の騒音を大幅に低減し、より没入感の高いリスニング体験を実現する。音響面では 11mmのデュアルダイナミックドライバー を搭載し、重厚な低音とクリアな高音を両立。さらに ハイレゾオーディオ、Spatial Audio、Dolby Atmos をサポートする。
また、対応するMotorola Edgeシリーズのスマートフォンと組み合わせることで Dolby Head Tracking にも対応し、頭の動きに合わせて音場が変化する立体的な360度サウンドを体験できるのが特徴だ。加えてAI機能を活用した リアルタイム会話翻訳 や高性能マイクによる通話品質の向上も図られている。バッテリーはイヤホン単体で約9時間、ワイヤレス充電対応ケースと併用すると 最大40時間 の再生が可能となる。

一方の Moto Buds 2 はより手頃な価格帯のモデルで、11mmダイナミックドライバーと6mmツイーター の組み合わせを採用。上位機種と同様に 55dBのANC と外音を取り込む Transparencyモード を備える。Dolby Head Trackingなど一部機能は省かれるものの、バッテリー性能では優れており、イヤホン単体で 最大11時間、ケース込みでは 最大48時間 の長時間再生が可能だ。さらに 6基のマイク を搭載し、通話時の音声品質も高めている。
価格は欧州で Moto Buds 2 Plusが149.90ユーロ(約162ドル)、Moto Buds 2が79.90ユーロ(約86ドル) と発表されており、今後グローバル展開が予定されている。カラーはPantone認証の Silhouette、Cool White、Carbon、Violet Ice などが用意され、モトローラのスマートフォンとの連携を意識したアクセサリーとして市場投入される見込みだ。
MWC 2026ではスマートフォンだけでなく周辺機器のエコシステム拡充も大きなテーマとなっており、Moto Buds 2シリーズはその流れを象徴する製品と言える。Boseとの協業による音質強化とAI機能の統合によって、モトローラはワイヤレスイヤホン市場でも存在感を高めようとしている。





















