Appleは、macOS向けとして高い評価を得てきた画像編集ソフト「Pixelmator Pro」を、2026年1月28日にiPad向けに正式リリースすると発表した。これは2024年にPixelmatorチームを買収して以降、初の大きな成果であり、同日スタートする新サービス「Apple Creator Studio」と連動した動きとなる。
![]()
iPad版Pixelmator Proは、iPadOS向けにゼロから設計されたタッチ専用インターフェースを採用。Apple Pencilとの統合が大きな特徴で、筆圧感知ブラシや高精度入力に加え、ホバー、スクイーズ、ダブルタップといった最新機能にも対応する。これにより、紙に描く感覚に近い自然な描画や、細かなレタッチ作業が可能になる。
UI面では、フルレイヤーのサイドバーを備え、テキスト、図形、画像、さらには動画まで含めた複雑な構成のプロジェクトをiPad単体で構築できる。高度なビットマップ/ベクターマスクやスマート選択ツールにより、被写体の切り抜きや部分編集の精度も向上している。
![]()
さらに、Apple Siliconの性能を活かしたAI機能も強化された。高解像度化を行う「Super Resolution」、圧縮ノイズを除去する「Deband」、構図を自動提案する「Auto Crop」など、プロの作業効率を高める自動化機能が多数搭載される。

価格については、Mac版が49.99ドルの買い切りで提供されている一方、iPad版の課金体系は未定。Apple Creator Studioでは月額12.99ドル(学生・教職員は2.99ドル)のサブスクリプションが用意され、Warpなどの高度機能が独占提供される予定だ。Appleはこの新展開により、iPadを本格的なプロ向け制作プラットフォームへと進化させる狙いだ。























