CES 2026で、新たなコンシューマーロボティクスブランド「Goko」が初の製品となる自律型ロボット芝刈り機「Goko M6」を発表した。開発元のRobotPlusPlusは、これまで産業用自律ロボットを手がけてきた企業で、その技術を家庭用ガーデン分野に応用した意欲作である。

Goko M6の最大の特徴は、最大90%勾配(約42度)という極めて急な斜面を登坂可能な走破性能だ。四輪駆動とアダプティブサスペンションを備え、不整地でも安定した走行を実現する。さらに75mmまでの段差を乗り越えられるため、根や凹凸の多い庭でも安定した作業が可能とされる。対応する敷地面積は1,000〜10,000㎡と、大規模な庭園や別荘地向けの設計だ。
バッテリーはデュアル構成の拡張式で、標準構成では最大180分、追加バッテリー装着時には最大360分の連続稼働が可能となる。これにより1回の充電で最大1エーカー、1日あたり最大2エーカーの芝刈りに対応する。
カッティングシステムは幅42cmのフローティングデッキを採用し、刈高は25〜100mmで調整可能。草量に応じて「ロータリー式マルチングブレード」と「デュアルレザーディスク」の2方式を選択でき、静音性と仕上がり精度の両立を狙っている。
ナビゲーションは境界線不要の「CyberNav Fusion Navigation」を採用。VSLAM、RTK、IMU、車輪オドメトリを統合し、最大60,000㎡のマップ保存と複数ゾーン管理に対応する。4基のAIカメラによる障害物認識機能により、ペットや玩具などをリアルタイムで回避する。
通信は4G、Wi-Fi、Bluetoothに対応し、本体操作用の4.3インチディスプレイや音声アシスタント連携、防水IPX6、盗難防止機能など、業務機レベルの装備を家庭用に持ち込んだ一台と言える。大型・高難度の庭を持つユーザーに向けた、ハイエンド志向のロボ芝刈り機として注目を集めている。




















