ASUSはCES 2026において、新型ノートPC「Zenbook A16」を発表した。本モデルは、同社が展開するARMベースの「Zenbook Aシリーズ」を拡張する製品で、従来の14インチモデル「Zenbook A14」に加え、16インチという大画面サイズを採用しながらも、高い携帯性と電力効率を両立させている点が特徴だ。

Zenbook A16の最大の注目点は、Qualcommの最新チップセット「Snapdragon X2 Elite Extreme」を搭載していることだ。18基のOryon CPUコアを備え、TDPは65Wとされており、ARMベースながらも本格的な生産性作業に対応できる性能を目指している。メモリは最大48GB、ストレージは最大1TB SSDまで構成可能で、マルチタスクや日常的な業務用途にも十分なスペックを確保している。

ディスプレイには、16インチのOLEDパネルを採用。解像度は3K、リフレッシュレートは120Hz、ピーク輝度は最大1,100ニトと、高精細かつ滑らかな表示性能を実現した。高コントラストで色再現性にも優れており、ビジネス用途だけでなく、動画視聴やクリエイティブ用途にも適した仕様となっている。

筐体にはASUS独自の「Ceraluminum」素材を使用し、耐久性と軽量性を両立。16インチクラスながら重量は約1.2kg、厚さも最薄部で13.8mmと、従来の大型ノートPCのイメージを覆す携帯性を実現している。冷却面ではデュアルファン構成を採用し、性能と静音性のバランスにも配慮されている。

バッテリー容量は70Whで、ARMアーキテクチャの省電力性を活かした長時間駆動が期待される。通信面ではWi-Fi 7に対応し、ポート類もUSB4、HDMI 2.1、USB Type-A、SDカードスロットを備えるなど、拡張性も十分だ。

Zenbook A16は、大画面・高性能・軽量という要素を高次元で融合させ、ARMノートPCの新たな可能性を示す一台と言える。発売は今四半期中を予定しており、価格は未発表ながら、次世代モバイルPC市場の注目モデルとなりそうだ。