Akko(アッコ)というメカニカルキーボード界隈でも知られるブランドが、iPhone を まるで BlackBerry のような物理キーボード付き端末 に変えるアクセサリを投入しました。製品名は MetaKey キーボードケース。59ドル台という抑えめな価格設定で話題を呼んでいます。 

🔗 接続仕様と対応モデル
MetaKey は iPhone の USB-C ポートに直結 し、キーボード装着時にも パススルー USB-C ポート が働く設計です。つまり、キーボードをつけたまま充電も可能。 
対応モデルは iPhone 16 Pro Max 版が 59.99ドル、iPhone 17 Pro Max 版は 69.99ドル(発売記念価格では 59.99ドルに割引中)という価格帯。色展開も豊かで、ブラック・ホワイト・ピンク・ブルー・グリーン・オレンジと複数色の選択肢があります。 

⌨ キーレイアウトとユーティリティ機能
このケースには、数字キー・Siri起動・アプリ専用ショートカット・音声入力などに対応するショートカットキーが配置されています。さらに “ブラウジングモード” を備え、キーボード上段キーをスクロールボタンに切り替えるモードも用意。 
夜間利用に備えたバックライトや、MagSafe 対応も実装。加えて、重みバランスを改善する 取り外し可能な 9g ウェイト を背面に取り付け可能で、使用時の前傾・後傾を補正できるよう工夫されています。 

📉 他社製品との違いと競争力
このジャンルでは Clicks が先行しており、同様のキーボードケースを 139~159ドルで提供していますが、Akko の MetaKey はその 半額以下の価格帯 を打ち出すことで差別化を図っています。 
Clicks 側も応じて第3世代モデルを iPhone 17/17 Pro 対応で公開しており、薄型化(40% 減厚)、軽量化(11% 減)を実現。ストラップホール追加など携帯性にも配慮が進んでいます。 

✅ 総評:懐かしさと実用性の狭間で
MetaKey は、物理キーボードを懐かしむ層や、タイピング精度を重視したい iPhone ユーザーに刺さる製品です。デザインと機能性の両立、価格競争力、細部の使い勝手など、面白い挑戦が詰まっています。
とはいえ、実用性・耐久性・バッテリーへの影響・iOS 側のキーボード最適化など、ハードルも残ります。発表仕様を超えて、実機で試したときの操作感・安定性・長期耐久が評価ポイントになるでしょう。
ガジェット好き・モバイル愛用者なら、こういう物理キー復刻アクセサリの登場は注目すべきニュースです。改造ファンの視線や比較レビューにも注目です。