ユカイ工学は、CES Unveiled(1月5日)およびCES 2025(1月7日~10日)で、通行人と交流するためのマスコットロボット「Mirumi」を発表しました。Mirumiは、近くの人々を観察するために自発的に頭を回し、好奇心旺盛な幼児との交流体験を再現します。このロボットは、好奇心や恥ずかしさなど、赤ちゃんのような特性を伝えるさまざまな頭の動きを示します。

ユカイ工学は、日常生活を向上させるロボットの開発で知られており、Mirumiを前向きな交流と軽やかな対話の源として設計しました。同社のCEOである青木俊介氏は、「Mirumiは他者と小さな喜びの瞬間を共有するために設計されています。混雑した電車の中や列に並んでいるときなど、Mirumiの視線が遊び心のある反応を促し、軽やかな交流を育むかもしれません。CES 2025でMirumiを紹介し、小さなつながりが人々の一日を明るくする方法を実演することを楽しみにしています」と述べています。

Mirumiのコンセプトは、2024年にユカイ工学の社内Make-a-Thonで生まれ、エンジニアやデザイナーが人間の赤ちゃんの特徴に触発されたロボットの作成を提案しました。Mirumiのクラウドファンディングキャンペーンは、2025年中頃に予定されています。

■主な特徴(暫定)
・近くの人や物体の認識
・内蔵の距離センサーを使用して周囲をスキャンします。
・慣性計測ユニット(IMU)を通じて動きを検知します。

■行動パターン:
・好奇心:取り付けられたバッグが動くと周囲をスキャンします。
・探求心:検知した人や物体の方に頭を向けます。
・恥ずかしさ:驚かされたり叩かれたりすると顔を隠します。
・拒否:揺らされると頭を振ります。
・安心:静止した後、スキャンを再開します。

■デザイン:
・大きなぐるぐる目と長い腕を持ち、バッグのストラップにしっかりと取り付けられるよう設計されています。

詳細は、製品の公式ウェブサイト(https://mirumi.ux-xu.com)で公開される予定です。