LGエレクトロニクスは、AI駆動のデジタルアートプラットフォーム「Artlume」と提携し、LGスマートテレビをバーチャルアートギャラリーに変える新サービスを発表しました。このパートナーシップにより、ユーザーは自宅で世界の名作アートを楽しむことができます。
15,000点以上のアート作品を提供
Artlumeのプラットフォームを通じ、ユーザーはロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーやアシュモレアン博物館などの著名な機関から提供される15,000点以上のクラシックや現代アート、AI生成アートなど、多様な作品を視聴可能です。
対応モデルと機能
このサービスは、2020年以降のモデルであるwebOS 6.0以上を搭載したLGスマートテレビで利用できます。専用モバイルアプリを使い、ユーザーはお気に入りの作品を選び、自分だけのプレイリストを作成してテレビ画面に表示することが可能です。さらに、AIを活用したアート作成機能により、テキストプロンプトを使用してユーザー自身がアート作品を生成し、それを展示することもできます。
パートナーシップの意義
Artlumeの創設者兼CEOであるパトリック・アシュワース氏は、「アートを民主化し、人々の生活を豊かにし、メンタルヘルスや教育を支援する」というビジョンを強調しています。一方、LGのプラットフォーム事業担当シニアバイスプレジデントであるクリス・ジョー氏は、「家庭でのエンターテインメント体験をアートでさらに向上させる」ことを目指すと述べています。
文化と技術の融合
この提携は、LGの家庭用エンターテインメントの新たな展望を示すものであり、最先端の技術と文化的表現を統合しています。Artlumeとのコラボレーションにより、LGはユーザーに新たなアート体験を提供し、生活空間をより豊かにすることを目指しています。
ArtlumeとLGが提案するこのサービスは、家庭のテレビをアート鑑賞の場として再定義する一歩となるでしょう。