Jackeryは、IFA 2024のShowstoppersで最新のイノベーション「Navi 2000バルコニーソーラーシステム」を発表しました。これは、家庭用エネルギー貯蔵のためのモバイルで柔軟かつ効率的なソリューションを提供します。従来の固定式パワーステーションとは異なり、Navi 2000は、耐久性のあるアルミニウムデザインと統合インバーターを備えたポータブル設計で、バルコニーや庭、タイニーハウス、さらには別荘などでの使用に最適です。

標準的なソーラーパネル(最大1600ワット)やJackeryのフレキシブルモジュールと互換性があり、家庭用電力だけでなくアウトドア活動にも対応できる多用途性が特徴です。

Navi 2000は、一般的な800ワットのバルコニーシステムと比較して年間最大900 kWh多くの電力を生成でき、デュアルMPPTソーラーコントローラーにより自家消費を強化します。2kWhのバッテリー容量を備え、追加パックで最大8kWhまで拡張可能で、電力貯蔵と利用の柔軟性を確保します。ドイツのSolar Package 1政策に準拠しており、800ワットをグリッドに供給することが可能で、現地の規制にも対応しています。
特筆すべき特徴のひとつが、双方向の充放電機能で、ソーラーエネルギーをAC電力で補充でき、52分以内で80%の充電を達成します。このハイブリッドアプローチは、将来的に動的な電力料金が導入されるシナリオでも特に有用です。
安全性と耐久性を考慮して設計されたNavi 2000は、IP65の防水性能を持ち、-20℃から55℃の温度に耐えることができ、家庭用エネルギーシステムのIEC 62109-1および-2規格に準拠しています。4000Vまでのサージ耐性と強力な絶縁を備えており、過酷な環境でも信頼性の高い運用が可能です。

Jackeryは、6月19日から21日までミュンヘンで開催されるIntersolar Munich(ホールC4、ブース380)でNavi 2000を展示し、クリーンでポータブルなエネルギーソリューションの革新的なアプローチを紹介する予定です。