IFA 2023で、Samsungは「Samsung Food」を発表しました。こちらの記事で既に紹介しましたが、これは、AIを活用してパーソナライズされた食品及びレシピサービスであり、104ヵ国8言語で利用可能になります。このプラットフォームは、160,000を超えるレシピを備えた幅広い食体験を提供します。

Samsung Foodは、パーソナライズされたアシスタントのように機能し、新しい料理を発見したり、カスタマイズされた献立を作成したり、食材をオンラインで注文したりすることまでユーザーをガイドしてくれます。これにより、ユーザーは調理家電を管理し、ガイドに従って段階的に調理を進め、ソーシャルメディアでお気に入りのレシピを共有することが簡単になります。

Samsungの幅広い調理家電と食品サービスを基盤として構築されたSamsung Foodは、AIテクノロジーを活用し、従来の機能を超えて拡張し、ユーザーのニーズとライフスタイルに適応する柔軟な食品プラットフォームを提供します。Whiskの広範なデータベース(2019年にSamsung Nextが買収したスマートフードプラットフォーム)を活用したSamsung Foodは、Food AIテクノロジーを活用して、ユーザーの好みや季節の食材に基づいた食事を提案します。

ユーザーは、様々なレシピを個別のデジタルレシピボックスに保存し、買い物リストを作成し、同社のスマート冷蔵庫「Bespoke Family Hub」を介してサービスにアクセスすることも出来ます。また、このアプリは食事の要件に合わせてレシピをパーソナライズ化し、ユーザーのデータと好みに基づいてAIが生成した食事メニューを教えてくれます。

さらに、Samsung Foodは調理家電とも連携し、タイマーを設定したり、オーブンを予熱したり、ポータブルデバイスのガイド付き調理モードを介してレシピ設定を家電に直接転送したりすることが出来ます。Samsungは、年間を通じて調理家電機器との互換性を拡大していく予定です。

今後数ヶ月の計画は野心的で、例えば、Samsungは2023年末までに同サービスと「Samsung Health」を統合するアップデートをリリースする予定で、これによってユーザーは健康目標に合わせて食事管理の提案を受けることが出来るようになります。

2024年には、Vision AIテクノロジーによる写真を使った食品認識が可能になり、栄養データやレシピ提案が提供される予定です。興味のある方は、Samsung Foodのアプリをこちらからダウンロードしてみてはいかがでしょうか。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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