先週のI/O 2023イベントで、他のPixelデバイスとあわせて、Googleは遂に待望の「Pixel Tablet」を発表しました。
この注目すべきタブレットは、内蔵スピーカーを備えた革新的な充電ホルダーのおかげで、タブレットとしてもスマートディスプレイとしても機能する多用途な体験を提供します。この特性のためにオーディオ品質が向上されており、騒がしい環境でも臨場感あふれるサウンドとクリアなレスポンスが保証されます。
Pixel Tabletの際立った機能の1つは、11インチ IPS LCDディスプレイです。スリムなベゼルを備えたこの高解像度ディスプレイは、Google Meet等の人気アプリを使用したビデオ通話等の様々なアクティビティに広大な表示領域を提供し、ベゼル内に巧みに配置されている8MPのフロントカメラがユーザーを映し出します。
一般的にタブレットは写真撮影には使用されませんが、このデバイスのメインカメラの解像度は8MPピクセルでフラッシュも搭載されているため、ユーザーはより鮮明に被写体を捉えることが出来ます。
細部まで最新の注意を払って作られたGoogle Pixel Tabletは、エレガントなデザインが特徴です。高級感のあるアルミニウムで作られており、HazelとPorcelainという洗練されたカラーが用意されており、滑らかなナノセラミック仕上げによってその美しさが引き立てられています。
スマートディスプレイとして使用する場合、タブレットは磁気接続を介して充電ホルダーにシームレスに取り付け可能で、あらゆる環境にスタイリッシュなデバイスを追加することが出来ます。
利便性とセキュリティは、Pixel Tabletのユーザーエクスペリエンスにおいて最も重要なポイントです。このデバイスは、電源ボタンに指紋センサーが統合されており、複雑なパスコードや顔認識を必要とせずに簡単にロックを解除することが出来ます。さらに、3つのマイクで構成される高度な音声キャプチャシステムにより、音声が聞き取りづらい環境でも正確な音声認識と応答が保証されます。
Pixel Tabletのもう1つの注目すべき点は、Chromecast機能の統合であり、この機能を備えた最初のタブレットとなっています。簡単な操作で、ユーザーは様々なデバイスからコンテンツをストリーミング可能で、タブレットで視聴することが出来ます。
内部スペックを見ると、このタブレットには、Pixel 7/7 Proに搭載されているものと同じ強力な「Tensor G2」プロセッサが搭載されています。8GBのLPDDR5 RAMと、高速UFS 3.0テクノロジーを使用して最大256GBの内部ストレージを組み合わせて提供されるPixel Tabletは、リソースを大量消費するタスクでもスムーズなパフォーマンスを提供する点で優れています。オペレーティングシステムにAndroid 13を標準搭載するこのタブレットは3年間のアップデートが保証されているので、ユーザーが最新の機能やセキュリティを常に最新の状態に保つことが出来ます。
仕様
- 11インチ IPS LCDティスプレイ(2560×1600、500ニト、汚れ防止加工)
- Google Tensor G2 SoC
- 8GBのRAM(LPDDR5)
- 内部ストレージ最大256GB(UFS 3.0)
- セルフィーやビデオ通話用の8MP前面カメラ
- 8MP背面カメラ
- 1回の充電で最大12時間の動画再生が可能
- スピーカー内蔵の専用充電ホルダー
- Chromecast統合
- Android 13
価格と販売
嬉しいことに、Google Pixel TabletはGoogleストアにて予約が開始され、6月20日に発売予定となっております。価格は、128GBモデルが79,800円、256GBが92,800円で、スマートディスプレイ機能対応の充電ホルダーが付属しているので、価格に見合う価値は十分にあります。
Pixel Tabletは、その優れた機能、スタイリッシュなデザイン、タブレットとスマートディスプレイ機能のシームレスな統合により、デジタル世界と人々の関わり方に革命をもたらし、真に没入型のダイナミックな体験を提供します。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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