Frameworkという企業は最近、GDC 2023で2つのワクワクする新型モジュラー式ラップトップを発表しました。そのうちの1つである「Laptop 13」は、第13世代 Intel CoreもしくはAMD Ryzen 7040シリーズという2つの異なる構成が選択可能で、AMD製プロセッサを採用するのはこのモデルが同ブランドで初めてとなります。また、大容量のバッテリー、マットなディスプレイ、大音量のスピーカー、より高い耐久性のヒンジを備えており、ユーザーエクスペリエンスが向上します。
Laptop 13の予約注文は現在、米国、カナダ、英国、ドイツ、フランス、オランダ、オーストリア、アイルランド、オーストラリアで開始されており、5月に出荷が開始されます。一括予約システムが導入されており、必要なのは全額返金可能な100ドル/100ユーロ/100ポンドのデポジットのみです。Framework Laptop DIY Editionの価格は849ドルからで、メモリ、ストレージ、オペレーティング・システム、ベゼルの色、及びキーボードに関してカスタマイズすることが可能です。
長期的に使用出来るように設計するという製品哲学に従って、アップグレードされたモジュールは全て既存のFramework製のラップトップと互換性があります。第13世代 Intel Core及びAMD Ryzen 7040シリーズのプロセッサを搭載したメインボードの予約注文は既に開始され、5月に出荷される予定となっております。ユーザーはアカウントを登録し、Framework Marketplaceで他のモジュールが利用可能になった際に通知を受け取ることも出来ます。
より高性能なFramework Laptop 16
「Framework Laptop 16」は、その前身であるLaptop 13の設計哲学を継承し、修理とカスタマイズのオプションを提供する新しい高性能ラップトップです。この新しいラップトップにはモジュール式のアップグレード可能グラフィックスを含めた拡張スロットが搭載されています。入力システムには、ホットスワップ可能なメカニカルキーボードや標準キーボードに加え、10キーモデル等のオプションが用意されており、ほぼ無制限のカスタマイズが可能です。
「Expansion Bay」システムにより、モジュール式グラフィックスのアップグレードや、3つのシステム全てについてGitHubで他の様々なグラフィック化が可能になります。また、同社はFramework Marketplaceをサードパーティのモジュールメーカーに開放する予定です。
Framework Laptop 16は、ゲーマー、デベロッパー、Linuxのヘビーユーザー、クリエーター、及びパフォーマンスが要求される作業を行うその他のユーザーのニーズに合わせてカスタマイズ出来るように構築されています。同社は、2023年後半の出荷に先立って、2023年春に予約注文を開始する際に、完全な仕様、価格、及び販売地域等についての情報を提供する予定です。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
原文はこちら