Apple Watchによって命を救われたというニュースは常に色々なところで聞きますが、この小さなデバイスが世界中の非常に多くの人々をどのように助けているのかを思い出させてくれる新たなニュースが流れてきました。今回、このウェアラブルデバイスは、クリーブランドの住民であるKen Counihan氏の命を救ってくれました。同氏は、呼吸の上昇に関する警告のおかげで、後に血栓であるという診断を受けることになりました。

Counihan氏は自身の行動を記録するのが好きで(これがApple Watchを購入することを決めた理由の1つです)、10月のある日、自身の呼吸についての警告通知を受け取ったので、医師に診てもらうことにしました。残念なことに、レントゲン以外で処方されたのは気管支炎の薬だけでした。

Counihan氏は、一晩の内に死に至る可能性がある状態でした


しかし、夜遅くに彼の血液中の酸素レベルが低下し始めたため、彼の妻が急いで病院に連れて行ったところ、そこで彼の肺全体に血栓があると診断されました。医師によると、患者は治療を受けなければ死に至る可能性がある状態、であったそうです。

Counihan氏は次のように述べています。
「私の血中酸素濃度(通常90台半ばで、本来は95かそれ以上が正常とされている)は、80台半ばまで下がり始めました。妻も息子も非常に心配していましたが、私はベッドで寝ることしか考えられず、とても疲れていました。しかし彼らは、救急外来に行く必要があると言って私にCTスキャンを受けさせ、肺全体に血栓があると診断されました。」

クリーブランドクリニックの救急医であるLucy Franjic医師は、肺に血栓があると診断された人の60%は翌日まで生きられないと述べています。医師の診察を受けていなければ、さらに悪いことが起こっていたかもしれません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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