Xiaomi 13 Pro

先日、バルセロナで開催されているイベントであるMWC内で、Xiaomiは同社のフラッグシップスマートフォン「Xiaomi 13」シリーズを披露しました。ハイエンドのXiaomi 13 Pro、プレミアムなXiaomi 13、ミッドレンジのXiaomi 13 Liteという3つの製品が展開されます。予想されていた通り、この3つの製品は、様々なリークで説明されていたものとほとんど同じ内容でした。押さえておくべき重要なポイントを、以下で説明していきます。

新しいXiaomi 13の3モデル


Xiaomi 12 Pro、Xiaomi 12、Xiaomi 12Xの後継として、Xiaomi 13 Pro、Xiaomi 13、Xiaomi 13 Liteが登場しました。

Xiaomi 13

Qualcommの新型フラッグシップSoC「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載したXiaomi 13 Pro及び13はどちらも、同じ32MPのセルフィーカメラと、50MPのメインカメラを含む3眼カメラシステムを背面に備えています。どちらのスマートフォンにも超広角カメラと望遠カメラが搭載されていますが、仕様が異なります。詳しい内容は、カメラの項目で紹介します。

Xiaomi 13 Lite

Xiaomi 13 Liteには、QualcommのミッドレンジSoC「Snapdragon 7 Gen 1」と、50MPのメインカメラと兄弟機とは異なるセンサーを備えた3眼カメラシステムを背面に備えています。

コンパクトなスマートフォンが好みなら、Xiaomi 13が最も小型で、リフレッシュレート120Hz、FHD+(2400×1080)、6.36インチのAMOLEDディスプレイを搭載しています。13 Liteは、6.55インチのディスプレイ(AMOLED、FHD+、120Hz)を搭載しています。

どちらのスマートフォンも、67Wの有線急速充電を備えた5,500mAhのバッテリーを搭載しており、Xiaomi 13のみが50Wのワイヤレス充電にも対応しています。

Xiaomi 13 Proは別のクラスに属し、1〜120Hzの可変リフレッシュレートに対応した大型の6.73インチ AMOLEDディスプレイ(3200×1400)、50Wの急速ワイヤレス充電及び10Wの逆充電に対応した4,820mAhのバッテリー等、大幅に高いスペックを備えています。

Xiaomi 13及び13 Proは、IP68の防水防塵性能も備えています。もちろん、それが価格にも反映されている点にはご注意下さい。

Xiaomi 13シリーズのカメラ


全てのモデルには、3つのモジュールを備えた背面カメラと32MPの前面カメラ(それぞれセンサーは異なります)が搭載されています。XiaomiはLEICAと提携してLeicaレンズを搭載し、ソフトウェア側では、Authenticモードよりも彩度の高い画像を撮影する「Leica Authentic Look」と「Leica Vibrant Look」の2つの写真スタイルを提供しています。

Xiaomi 13 Proのカメラ

Xiaomi 13 Pro:
プライマリ (OIS付き50MP、f/1.9、IMX989、1インチセンサー)
ウルトラワイド (50MP、f/2.2)
3.2倍 望遠 (OIS付き50MP、f/2.0)

Xiaomi 13:
プライマリ (50MP、f/1.8、IMX800、1/1.56 インチセンサー)
ウルトラワイド (12MP、f/2.2)
望遠 (10MP、f/2.0)

Xiaomi 13 Lite:
プライマリ (50MP、f/1.8、IMX766、 1/1.56 インチセンサー)
ウルトラワイド (8MP、f/2.2)
マクロ(OIS付き2MP、f/2.4)

これは、Xiaomiにとって非常に成功したイベントでした。各スマートフォンの価格と色のオプションは以下の通りです。

Xiaomi 13は3色展開(ブラック、ホワイト、グリーン)で、価格は999ユーロから、Xiaomi 13 Proはセラミックブラックとセラミック・ホワイトで、価格は1299ユーロからとなります。手頃な価格のXiaomi 13 Liteは、ピンクとブルーの2色で499ユーロからとなります。価格は全て基本モデルの価格であり、ストレージオプションによっては高くなる可能性があります。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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