YouTubeは、ピクチャ・イン・ピクチャ(PIP)機能をiOSユーザー向けにも提供開始することを発表しました。それによって、iPhoneやiPadで他のアプリを使いながらでも、小さな画面で”常に”動画を再生したまま表示することが出来ます。

これは、iOSで最も要望の多かったYouTubeに関する機能の1つでした。現在のところ、米国ユーザーのみが無料で利用可能となっており、他の国ではYouTube Premium会員限定でPIP機能が有効となっています。Androidユーザーは、随分前から同機能を使うことが出来ました。Googleは、”8月までに”世界中の全てのiOSユーザーにこの機能を提供したいと考えています。

Android版アプリと同様に、フルスクリーンのアプリを終了すると、PIPウィンドウが表示されます。邪魔な時は小さな動画プレーヤーを移動させ、他の作業を続けることが出来ます。

iOS版にこの機能が提供されるまで、これほど長い時間がかかったのは不思議ですが、それが使えるようになるだけマシです。PIP機能を使わないという人もいるでしょうが、選択肢が増えるのは良いことです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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