iPhone 13のハイエンドモデルの特徴の1つが、120Hz ProMotionディスプレイです。しかし、奇妙なバグによって、サードパーティ製アプリのアニメーションは60Hzに制限され、リフレッシュレートの高さを最大限に活用することが出来ませんでした。これは、より高価でハイエンドなProモデルを購入した顧客にとって、残念なことでした。

最初にそれが報告された時、AppleはそれがCore Animationのバグによるもので、将来のアップデートで修正されると説明していました。開発者のChristian Serig氏は、Apple内の人物から問題が解決したと伝えられた、と言っており、どうやらバグが修正されたようです。

iOS 15.4のベータ版で、サードパーティ製アプリのアニメーションでもiPhone 13 Pro/Pro Maxに搭載されている120Hz ProMotionディスプレイを最大限に活用出来るようになっているようです。つまり、このアップデートがユーザーに配信されれば、サードパーティ製アプリもApple純正アプリと同様に処理されるようになるので、より統一感のあるUXとなります。

Appleが問題を修正するまでに、これほど長い時間がかかった理由はわかりませんが、修正されただけ良いかもしれません。iOS 15.4が一般リリースされる時期はまだ発表されていませんが、ベータ版が公開されていることを考えると、最終リリースにまた一歩近づいたということになります。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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