もし噂を信じるなら、2022年の終わりまでに期待出来ることの1つは、Appleが独自の複合現実ヘッドセットを発表するということでしょう。同社は、いずれiPhoneに取って代わる可能性のあるARヘッドセットの開発に取り組んでいるという噂があるため、今回の複合現実ヘッドセットは物事の始まりに過ぎないと言えそうです。
しかし、どうやらGoogleがAppleの競合となる可能性がありそうです。これは、The Vergeの記事によるもので、Googleがコードネーム「Project Iris」という独自のARヘッドセットの開発に取り組んでいるようだ、という話を彼らの情報源から聞いたとのことです。
その記事では、現在サンフランシスコベイ周辺のGoogleの施設でプロトタイプによる実験が実施されており、現段階の形状はスキーゴーグルに似ており、スマートフォンやコンピューターとの接続は不要のようです。もちろん、Googleの試みは今回が初めてではありません。
同社は、数年前に「Google Glasses」を発売し、新しい波を起こしましたが、最終的には成功しませんでした。Googleは、「Google Cardboard」でVR業界にも参入しようと試みましたが、反応はあまり良くありませんでした。GoogleもしくはAppleが現在の市場でARヘッドセットを成功させるかどうかはわかりませんが、おそらく社会は6〜7年前と比べてそういった技術に適応する準備が出来ている可能性があるので、今後の動向から目が離せません。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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