今年初めに、Valveは同社の最新ゲーミングデバイス「Steam Deck」を発表しました。このデバイスは2021年12月に発売される見込みでしたが、Valveが投稿したブログ記事によると、コンソールの発売が遅れており、2022年前半まで発売が遅れると同社は発表しています。

Valveは次のように説明しています。「Steam Deckの発売は2ヶ月程遅れる予定となっています。大変申し訳ありません。世界的なサプライチェーンの問題を回避するために我々は最善を尽くしましたが、材料不足により部品が製造施設に届かず、当初の発売予定日に間に合わなくなってしまいました。製造の新たな日程予想に基づくと、Steam Deckは2022年2月には購入者の皆様への出荷が始まる見込みとなっています。」

同社は、予約している顧客の注文分についても順次後ろ倒しになると述べています。予約されている方の順番はそのままですが、同じように日程が2ヶ月程遅れることになります。

ご存知無い方もいるかもしれませんが、Steam DeckはValveが開発したモバイルゲーム機です。そのデバイスでは、ユーザーのSteamライブラリにあるゲームをプレイすることが出来ますが、持ち運び可能なスタイルということはPCゲームを外出先でも楽しめるということです。ゲーム機の価格は399ドルとなっており、Nintendo Switchのような他のモバイルゲームコンソールと比較すると高価ですが、特に長年にわたって蓄積された膨大なSteamゲームのライブラリをお持ちのゲーマーにとっては、チェックする価値があるかもしれません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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