Appleの新しいMacBook Proシリーズで導入された機能の1つが高速充電への対応で、Apple曰く、30分の充電だけでMacBook Proを0%から50%まで充電することが出来るとのことです。良さそうに聞こえますが、例外もあります。この高速充電は、96Wの電源アダプタでしか機能しないということです。
ユーザーにとって、これは何を意味しているのでしょうか?14インチ MacBook Proには基本的に様々な構成が用意されており、この”問題”の対象となるのは一番安いベースモデルを購入した人たちだけです。Appleのウェブサイトを見てわかるように、14インチ MacBook Proのベースモデルには、高速充電には対応していない67WのUSB-C電源アダプタしか付属しないということです。
ただし、10コアのM1 Proを選択すれば、96Wの電源アダプタが付属します。これが14インチのベースモデルだけの問題で、より高価な14インチの上位モデル(96Wの電源アダプタ)や16インチ MacBook Pro(140Wの電源アダプタ)にはより強力なアダプタが付属するので、問題にならないという点には注意が必要です。
もし、チップセットのアップグレードに22,000円(税込)も払いたくないという場合には、プラス2,100円で96WのUSB-C電源アダプタにアップグレードするのが最も良い選択肢かもしれません。もしくは、単体で別途購入すると8,580円(税込)と充電器として考えると安くはありませんが、必要でもないチップセットに約2万円を費やすよりも安価に抑えることが出来ます。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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