沢山の人たちが、Googleの次期スマートフォン「Pixel 6」シリーズにワクワクしています。これは、Googleが初めて独自カスタムのチップセットを導入することが理由であり、今回の新モデルだけでなく将来のPixelスマートフォンにも搭載されることが予想されています。しかし、残念なことに、ベンチマークの結果によってその興奮も冷めてしまいそうです。

Geekbenchで発見されたベンチマークによると、Pixel 6 Proは私たちが望んでいたようなハイスペックでは無いかもしれません。その掲載情報によれば、同デバイスには2.80GHzが2コア、2.25GHzが2コア、1.80GHzが4コアのオクタコアチップセットが搭載されており、シングルコアで414、マルチコアで2074というスコアになっています。

ちなみに、Googleが昨年発売した、Qualcomm Snapdragon 765を搭載するPixel 4a 5Gのスコアは、それぞれ595、1602となっています。Snapdragon 888を搭載するSamsung Galaxy S21 Ultraでは、1134と3322というスコアになっています。

では、これはPixel 6 Proにとって何を意味しているのでしょうか?これは、「Tensor」チップセットが、高性能というよりはミッドレンジのチップセットとして登場することを示唆しています。あるいは、このベンチマークが生産前の試験機に基づいており、実際の性能はもっと良いという可能性もあります。

いずれにせよ、Googleは新モデルの発表がいつになるか(噂では10月末)を公表していませんので、もう少し様子を見る必要がありそうです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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