現在販売されているPCを見ると、その多くはRGBで光った巨大な作りになっており、とても格好良く見えますがそういうスタイルが好きではない方もいます。傾けること無くデスクの下に収まる、より小型でコンパクトなものが好みの方もいるでしょう。ただ、小型PCの問題は、搭載出来るパーツが制限される可能性があることです。

これは、ファンやGPUといった特定のパーツが、背が高すぎたり長すぎることによって小型PCの内部には収まらないことがあるからです。つまり、高性能なGPUを諦めて、収まるサイズのものを選ばなければいけない場合があるということですが、近い内にその問題が解決するというのは朗報です。

なぜなら、NVIDIAが最新のグラフィックボード「RTX A2000」を発表したからです。そのオプションの1つとして、コンパクトなPCにも収まるような小型バージョンが用意されています。

NVIDIAによると、RTX A2000は、これまでで最小のAmpereベースのGPUです。それは必ずしもゲーマー向けではありませんが、レイトレーシング機能が必要な業界の専門家向けに設計されています。

また、NVIDIAのAIを搭載し、8TFLOPSの性能、3328のCUDAコア、6GBのECCグラフィックスメモリ、6001Mhzのメモリクロックを備えています。さらに、消費電力がわずか70Wと効率的です。

NVIDIAは、様々なPCメーカーと協力してRTX A2000を組み込む予定ですが、自作派の方向けには、NVIDIAのパートナーから10月に約450ドルで販売される予定です。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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