ここ数年の間に、各社が折りたたみ式スマートフォンを開発するのを見てきました。そのコンセプトはまだ完全には定着していませんが、徐々に受け入れられてきています。しかし、今年初めに、LGが巻取り式スマートフォンを発売することを予告しました。これは基本的に、折りたたむ代わりに丸めることが出来るディスプレイを備えたスマートフォンになります。

LGは既に巻取り可能なテレビというコンセプトを披露していることから、それが不可能なようには思いませんでした。そして今、Huaweiがその流れに乗ろうとしているようです。LetsGoDigitalからの報告によると、Huaweiが巻取り式のコンセプトに興味を持っている可能性を示す特許が見つかったようです。

その特許では、画面を拡張するためにディスプレイを外側に引き出すことの出来る、独自の巻取り式スマートフォンを作るアイデアについて同社が検討していることが示唆されています。磁石を利用した巻取り機構について記載されているので、それをぴんと引っ張ることで、ディスプレイを巻き取ったり伸ばしたりするようです。ディスプレイを格納した状態の6.5インチから最大11インチまで広げることが出来ると、特許には説明されています。

そうは言っても、これが特許であることを踏まえると、Huaweiがそれを製品化するかどうかは確かではありません。ただ、LGがスマートフォン市場から撤退し、その巻取り式スマートフォンも姿を消した今、次にそういったデバイスを見ることが出来るのがいつになるかはわかりません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら