何年もの間、AppleやSamsung、Huaweiがそうしてきたのと同様に、Googleが独自のチップセットを自社製モバイルデバイス向けに開発しようとしている可能性があると噂されてきました。同社がPixel 6と新しい「Tensor」チップセットに関して認めていることから、遂にそれが完成したようです。
Googleは次のように説明しています。「我々のシリコンを設計したチームは、Pixelの機能をさらに強化したいと考えました。例えば、Tensorについて、我々はチップの全ての部品を考え、Googleのコンピュテーショナルフォトグラフィモデルを実行するためにカスタマイズしました。ユーザーの皆さんに、既存の機能の改善に加えて、全く新しい機能を提供します。」
同社はこう続けています。「これは、完全に刷新されたカメラシステムから音声認識等にわたり、今後あらゆる点で見られるでしょう。家族の写真を撮ろうとしているのに子供が立ち上がらない場合や、別の言語で親戚とコミュニケーションをとろうとしている場合でも、Pixelがこれまで以上に役立つでしょう。」
Tensorチップセットに加えて、Googleは「Pixel 6」と「Pixel 6 Pro」の存在も認めています。スマートフォンのデザインについても、過去に見てきたリークが正しいことが確認されています。同社は詳細について触れていませんが、背面カメラがアップグレードされて、従来の正方形には収まらないほど大きな新しいセンサーとレンズが搭載されたことを理由に、今回の変わったデザインが採用されたと説明しています。
同社は、さらなる詳細を含む正式な発表を今秋に行う予定ですので、興味のある方はそれまで一緒に待ちましょう。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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