何年にもわたって、Appleや他のスマートフォンメーカーは、着実にその価格を上げてきました。最近では、iPhoneのフラッグシップモデルが欲しい場合には、1000ドルかそれ以上を支払う用意をしておく必要があります。これが、将来のモデルが値上がりする可能性について人々が感じている不安を払拭出来ない理由です。

とはいえ、「良いニュース」もいくつかあります。TrendForceの最新報告では、Appleが2020年と同じ価格帯を維持することが予想されています。つまり、2021年発売のiPhone 13で値上げがされない可能性があるということになります。これが良いことなのは明らかですが、そもそもiPhone 12シリーズが安かったわけではありません。

ちなみに、それぞれiPhone 12 miniが699ドル、iPhone 12が799ドル、iPhone 12 Proが999ドル、iPhone 12 Pro Maxが1099ドルという価格になっています。これらは基本構成の価格であり、より多くのストレージが必要な場合には金額が上がることは明らかです。もしこの報告が正しければ、iPhone 13シリーズの価格が同じようになるということになります。

興味深いのは、Appleがコストの一部を負担するかもしれない可能性があることを示唆しているようだからです。供給の制限によって、その部品の価格は値上がりしていると言われていますが、それでもAppleはなんとか価格を維持しようとしてるのかもしれません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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