Appleは今年後半にiPhone 13を発表する予定で、過去に発売されてきたiPhoneで見てきたように、新しいiPhone 13にはほぼ確実に新しいチップセットが搭載されるでしょう。昨年はA14が登場したので、今年Appleが発表するのは「A15」になるということです。

DigiTimesからの報告によると、どうやらTSMCによるA15チップセットの生産が開始されたようです。A15は、製造プロセスに関してA14と同様であり、5nmプロセスを採用しています。より小さなプロセスルールが使われることを望んでいた方もいるでしょうが、それが導入されるのはおそらく2022年のA16チップセットを搭載するiPhone 14になりそうです。

ただし、5nmプロセスは今でも非常に優れており、まだまだ現役です。業界筋によると、チップセットの需要はA14の需要を上回っていると言われているため、AppleがiPhone 13でかなり強気になる可能性があるとも報告されています。つまり、AppleはiPhone 13がヒットすることを見越して、より多くのユニットを注文しようとしている可能性があります。

iPhone 13は今年後半、9月頃に発表される予定です。ラインナップには4つのモデルがあり、噂によれば昨年の発売を反映して、iPhone 13 mini、iPhone 13、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Maxが登場する予定です。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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