初めてのショッピングモールやビルに行って、どこに行けばいいのか迷ったことはありませんか？
幸いなことに現代人は、AR(拡張現実)のおかげで、迷わなくてもいいかもしれません。Googleは、Googleマップにおいて屋内マッピングにAR表示に対応することを発表しました。
つまり、ユーザーが行う必要があるのは、アプリを起動し、スマートフォンのカメラを向けるだけ。そうすれば、看板をはじめとした手がかりを拾って、ユーザーを目的地に案内します。そう、Googleマップが。この機能はインドアライブビューと呼ばれ、Googleによれば、AIを利用してストリートビュー画像をスキャンし、アプリが現在いる場所を理解するのに役立ちます。
Googleは、この機能について「AIを使用して数百億のストリートビュー画像をスキャンし、方向を理解する”グローバルローカリゼーション”というテクノロジーを利用している」と言います。
建物内のオブジェクトの正確な高度と配置を理解するのにAIが役立つこの時代、空港や乗り換え駅、ショッピングモールなど、屋内で最もナビが機能しにくい場所に誘導できるようになったようです。残念ながら、インドアライブビューはまだどこでも利用できるわけではありません。
Googleによると、現在はシカゴやロングアイランド、ロサンゼルス、ニューアーク、サンフランシスコ、サンノゼ、シアトルにある特定のモールでのみ対応とのこと。最終的には空港や駅といった施設はもちろん、アメリカ国外の東京、チューリッヒなどでも利用できるようになると伝えています。
iOSとAndroid、どちらでも利用できるようになったインドアでのARナビ、近未来感ある誘導に今後も期待したいですね。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
原文はこちら
