2019年にAppleがIntelのモデム事業を買収したことで、iPhoneや今後登場するかもしれない5G対応MacBook等に採用する独自の5Gモデムを、Appleが最終的に開発することが広く予想されていました。しかし、どうやらAppleの買収が実を結ぶことになるのは2023年になりそうです。
これは、MacRumorsによって確認された、BarclaysのアナリストであるBlayne Curtis氏とThomas O’Malley氏の調査資料に基づいており、その中で二人のアナリストは、Appleの自社製5Gモデムが登場するのは早くてもiPhone 15の発売が予想される2023年になりそうだと考えています。また、QorvoやBroadcomのようなチップ製造会社が、この流れの恩恵を受けるだろうとも述べられています。
2023年という日付はそれほど的外れな話では無さそうです。2020年には、Appleは2023年までQualcomm製モデムを採用する予定だと主張する報告があり、その後で初めてAppleの独自モデムを拝めることが出来るということです。Appleのこれまでの進捗は明らかではなく、彼らが単純にQualcommとの契約が終了するのを待っているだけなのか、すでに何かが開発中なのかはわかりません。
Appleは長年にわたって、着実により多くの部品を自社製に移行してきました。最も顕著な変化は、Macコンピューターに搭載されてきたIntel製プロセッサを独自のApple Siliconに置き換えたことでしょう。
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
原文はこちら