Appleのエコシステムを購入する利点の一つは、デバイスを全面的に同期したり、片方のデバイスからファイルをコピーして別の方にペーストしたり出来ることです。しかし、iPhoneもしくはiPadとM1 Macコンピューターを合わせて持っているという人は、今のところデバイスの同期を保留することをお勧めします。

これは、AppleサポートコミュニティRedditに投稿されたユーザーからの苦情によると、デバイスをM1 Macと同期するとiPhoneやiPad上のアプリが動作しなくなってしまう可能性があるためです。ユーザー達は、彼らのデバイスを同期した後、サードパーティのアプリが機能しなくなったと報告しています。また、App Storeからアプリをインストールしたり、アップデートすることも出来なくなったそうです。

あるユーザーは「iPhone X (iOS 14.3)をM1 MacBook Pro (macOS 11.1)と同期した後で、サードパーティのアプリが起動しなくなりました。App Storeからはインストール、アップデートのどちらも出来ず、プログレスサークルが埋まると、すぐにクラウドマークに変わってしまいます。」と報告しています。別のユーザーは、同じ問題に直面したがM1非搭載のMacと同期し直したところ問題が解決した、と報告していることからこの問題はM1 Macに関係しているようです。

「偶然、iPhoneとM1 MBPをWLAN経由で接続し同期してしまったところ、アプリはすぐに動作しなくなりました。その後、2012年モデルの旧MBP(最新版Catalina)と接続し、同期しました。再びアプリは全て機能するようになりました。」
これらの報告は2020年12月から挙がっているので、Appleがそれを認識し、修正に取り組んでいることを願っています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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