現在、市場にはいくつものVRヘッドセットがありますが、ほとんどの場合、その多くは本当にかさばります。これに対処するために、Panasonicは普通の眼鏡に見えるように設計された独自のVRメガネを開発しています。同社によると、このアイデアにより現在のデザインよりも軽量になり、装着や脱着が簡単になるとのことです。

残念ながらCES 2021が物理的に開催されていないので、直接見る機会はありませんが、同社は実際にCES 2021でデバイスを披露し、今年のものは改良版となっているようです。ただし、AVWatchは特別なハンズオンイベントに招待され、そこで試してみることが出来たようです。

PanasonicのVRグラスがより軽量なのは、処理の大部分が接続されたスマートフォンまたはPCで行われているためです。つまり、このヘッドセット自体から、重量に影響する可能性のある余分なパーツを取り除くことが出来るということです。AVWatchによると、Panasonicはヘッドセット内のディスプレイにも変更を加えており、現在は解像度2,560 × 2,560のmicro OLEDディスプレイを搭載し、リフレッシュレートは120Hzと言われています。

Panasonicはオーディオ面も少しアップグレードしており、従来モデルのぶら下がったイヤフォンの代わりに、オーディオをヘッドセット自体に統合しました。現時点で、Panasonicはこのヘッドセットの発売日や価格について述べていませんが、これはかなり格好良い見た目だと言わざるを得ません。近い将来に、購入出来るようになることを願っています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら