GoogleがPixel 4に搭載した目新しい技術といえば、Project Soriともいわれていたレーダーによるセンシング、Motion Senseでした。やや変則的なものではありましたが、理論的には多くの可能性を秘めているのは確かです。Googleは、Chromebookやウェアラブルデバイスにこれを搭載することを検討しているようです。

これはPatently Appleというところが特許情報から見つけたとしています。特許には、Chromebookやスマートウォッチにレーダーセンシング技術を載せるアイデアが記載されているとのこと。また、Googleは特許の中で、マウスやキーボードほどは便利ではないものの、レーダーセンシング技術でデバイスの操作をする実装方法についても言及しています。

例えば、3Dオブジェクトのデザインや操作をするユーザーは、キーボードやマウスでクリックするのではなくて、ジェスチャーでより直感的に扱えるようになるかもしれません。こうした操作方法はすでにsci-fi TV shows and moviesに実装されていることから、Soliを使えばコンピューターでも同様のことが可能になるのは不思議な話ではありません。

ジェスチャーによる操作はMicrosoftがKinectですでに実現していますが、別売のKinectデバイスが必要という欠点がありました。もしパソコンだけでこれを実現できるなら、利便性は高いといえるでしょう。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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