ここ数年、AppleはiPhoneにより多くの拡張現実機能を実装していますが、同社は「Measure」と呼ばれるアプリも開発しており、これを使うとユーザーはテーブルやキャビネット等の物体の大きさを測定することが可能になります。ただし、iPhone 12 Proシリーズに実装されたLiDARスキャナーのおかげで、人の身長も測ることが可能になります。

これは少し斬新な機能かもしれませんが、とても素晴らしい機能でもあります。この新機能は前述のMeasureアプリに組み込まれているため、ユーザーはスマートフォンのカメラを相手に向けるだけで、アプリはLiDARスキャナーを使用して、座っているか立っているかに関係なく、その人の身長を測定します。

このアプリは、実際に人がカメラのファインダー内にいることを認識出来るようで、髪や帽子等の頭部から足元までのものを検出することが可能なようです。ユーザーは測定結果と合わせて写真を撮り、必要に応じてそれを相手に送信することも出来ます。

この機能は、iPhoneでは先日リリースされたiPhone 12 Proと11月に発売予定のiPhone 12 Pro Maxという2つのProモデル専用の機能になります。また、Apple製品の中で初めてLiDARスキャナーが導入されたiPad Pro(2020)でも同機能が利用出来るようになる予定です。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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